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【総合職】高田 良博
【総合職】高田 良博
調査統計局 経済統計課 企業統計グループ長 (現 総務人事局 人事課 企画役)
2007年4月 国際局入行
2010年7月 金融機構局
2013年3月 金融市場局
2015年5月 国際局
2017年6月 名古屋支店
2019年7月 調査統計局
興味・関心があるなら、
まずは、
ためらわずに門戸を
たたいてみてほしい
「日本銀行への転職」のきっかけ
学生時代は、国際性、公共性を軸に、金融という側面から日本企業の成長をサポートできる仕事に就きたいと考え、政府系金融機関に入行しました。学生時代を振り返ると、日本銀行の業務に対して、漠としたイメージしか持てず、あまり関心を持つことはありませんでした。
前職では、約3年間勤務し、融資担当部門で海外融資案件に、財務部門で資金調達に携わりました。先輩や上司の指導の下、若手のうちから責任ある業務に取り組ませてもらうことができ、確かな成長を感じることが出来ました。一方で、こうした業務に取り組む中で、投融資以外にも、債券・為替などの金融市場業務をはじめ、様々な金融のかたちがあることに改めて気づかされるようになりました。そんな中、日本銀行が中途採用を実施していることを知り、その業務を再確認すると、学生時代に持った印象とは異なり、日本銀行が多岐に亘る側面から金融に関与していることを具体的なイメージとして持つことができました。
その後、挑戦せずに後悔はしたくないとの思いで門戸をたたき、縁あって新たな道を選ぶことができました。自分にとっては「転職ありき」ではなく「日本銀行ありき」の転職だったと振り返って思います。
転職してからのこれまでを振り返って
一般的に中途採用というと、これまでの経験やスキルを活かせる仕事を中心に異動が組まれることも少なくないと思いますが、日本銀行に入行してから現在までに、幅広い部署を経験してきました。具体的には、国際局(日本銀行が保有する保有外貨資産関連事務)を皮切りに、金融機構局(金融機関の考査・モニタリング)、金融市場局(外国為替関連事務)、国際局(国際会議の企画・調整)、名古屋支店(東海3県の経済調査)、調査統計局(短観関連事務)です。
振り返ってみれば、こうした幅広いジョブローテーションを通じて、いわばゼネラリストとして成長する機会を与えてもらえているのだと感じています。異動に伴って、慣れない新たな仕事に取り組む必要はありますが、それぞれの部署で得た知見は他の部署で活かせることも多く、成長を実感できる良い機会となっています。また、異動先で新たな同僚と仕事をすることにもなるため、行内の人的ネットワークを構築する上でも大きく役立ったと感じています。
この間、部署の異動だけでなく、担当者として自分の仕事に確りと取り組む段階から、管理職として所掌事務全体に責任を持つ立場へと求められる役割も変化してきました。現在の役割は、もちろん転職当時には想像もできなかったものですが、マネージャーとして、グループ全体のチーム力を最大限引き出せるよう心掛けながら、頼りになるグループの仲間とともに業務に取り組んでいます。
転職を検討している方へ
これまでの経験やスキルを活かしたいとの思いから中途採用に関心を持たれる方も多いと思います。転職後の実感として、改めて思いを強くしていることですが、日本銀行には実に多くの仕事があります。さらに、感染症対応、気候変動など、日本銀行が対応すべき課題も大きく変化しています。日本銀行の仕事を知って頂ければ、それまでには気づいていなかったような、日本銀行で活かすことのできる経験やスキルが見つかるかもしれません。
また、かつての自分は、前職の経験が短いこともあり、すぐに活かせるスキルを持っていたとは言えなかったと思います。そうした人材でも日本銀行と縁があったことを踏まえると、日本銀行にはそうした人材も受け入れる「懐の深さ」もあるのではないかと思います。
社会人になってからの経験から、仕事に対する興味・関心が変化することは、自然なことだと思います。今、日本銀行の仕事に興味を持って取り組んでみたいと思って頂けたら、ぜひ日本銀行の採用プロセスに応募してください。
一緒に仕事をできる機会を心から楽しみにしています。
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