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【システムエンジニア】岸 幸秀

【システムエンジニア】岸 幸秀

システム情報局 システム基盤構築課 サーバー基盤グループ (現 情報セキュリティ課 主査)

2018年12月  システム情報局入行 システム基盤構築課 サーバー基盤グループ
金融機関での経験を活かして
中央銀行のシステム運営に
貢献

金融機関のシステム業務経験をきっかけに転職を決意

大学では経済学部でミクロ経済学や金融政策などを学び、金融を通じて日本経済に貢献する仕事に惹かれ、卒業後は金融機関に就職しました。入社後、営業店で企業融資などを担当した後、本部のシステム部門に転勤となりました。それまで経験した営業店とは全く異なる業務に最初は戸惑いましたが、組織運営の土台となるシステム業務にやりがいを感じるようになりました。

システム部門の在籍期間が長くなり、次の転勤が見え始めた頃、それまでに習得したシステム業務に関する知見を活かした仕事を今後も続けることで、成長やステップアップを実現したいと思い、転職することを決意しました。

転職先を探す中で、日銀のホームページでSEの中途採用情報を見つけ、応募要件等を見て、転職で実現したいことができると思いました。また、元々は金融を通じて日本経済に貢献する仕事がしたくて金融機関に就職したこともあり、日銀ならモチベーションを保持しながら仕事を続けられると思ったため、すぐに応募しました。

日本銀行に転職してステップアップを実現

日銀に入行後は、多くの業務システムが稼動する基盤となるサーバー環境の構築・維持管理を所管する、システム情報局システム基盤構築課サーバー基盤グループに配属となりました。

最初に配属されたチームでは、サーバー環境の構築・維持管理などを担当しました。前職でも同様のアーキテクチャを採用したシステム基盤を担当していたため、その時の経験が役立ちました。

現在は、サーバーの仮想化環境を担当するチームのサブリーダーとして、リーダーを補佐しながらチームを取りまとめ、複数のプロジェクトや開発案件を推進する傍ら、中長期的なシステム更改計画の検討などもしています。このように、SEとしての成長やステップアップなど、転職で実現したかったことができていると感じています。

他にも、システムの安定稼動のため、深夜・休日の運行要員や担当システムの障害対応チームを兼務しています。前職の営業店時代に、安定稼動して当たり前と思っていた日銀の決済インフラが、多大なる努力によって運営されていることを、身をもって体感すると同時に、責任ある仕事を任されていると実感しています。

私自身もそうであったように、転職は不安を伴うものだと思いますが、入行後はオリエンテーションや内部研修、チームのリーダーや先輩職員による懇切丁寧なOJTなど、万全の受け入れ体制が用意されていますので、心配する必要はありません。また、希望すれば年に数回程、外部機関主催の研修に参加できますので、積極的に受講して自己研鑽することも可能です。私自身も日々進歩するIT技術を吸収し、経験を積み重ね、SEとして、また日銀職員として、更なるステップアップを実現していくつもりです。

中央銀行業務を支えるために転職したいという意欲のある方へ

私が日銀に入って感じているのは、システム情報局内だけでも想像以上に多種多様な業務が存在し、求められる経験やスキルも幅広く多岐に亘る、ということです。これは、中途で入行する様々な経歴を持った方にも活躍の機会が与えられる、ということだと思います。

中央銀行である日銀で働くということは非常に責任が重いですが、同時に唯一無二のやりがいを感じられる職場でもあります。日本銀行に転職したいという意欲のある方は、是非ともご自身の経験やスキルを活かして中央銀行のシステム業務を支えてみませんか。

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