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【システムエンジニア】横川 優希

【システムエンジニア】横川 優希

システム情報局情報システム開発課 統計・国際システムグループ

2016年1月  システム情報局入行 業務システム開発課 日銀ネット・決済与信担保グループ 2016年6月  システム情報局業務システム開発課 日銀ネットグループ 2017年4月  システム情報局業務システム開発課 業務システムグループ 2020年11月  システム情報局情報システム開発課 統計・国際システムグループ
システム開発スキルを活かし
中央銀行の政策・業務を支える

学生時代からの夢に再チャレンジ

大学では理工学部で情報理工学を学び、将来はITに携わりながら日本のインフラを支える仕事をしたいと考えていました。大学時代の就職活動では生活インフラから金融まで幅広く企業を訪問しました。日本の経済活動を支える日本銀行にも興味を持ち、応募しましたが、最終的には、私たちの生活に不可欠なサービスなどを提供する、様々な企業のシステムを支えるSIerに就職しました。

SIerに入社後は、主に大手証券会社の証券取引を処理するシステムの開発を担当しました。ユーザである証券会社のシステム担当部署からの要望をもとに、より汎用性が高いシステム化の実現に向けた対応を提案するなど、システムベンダーとしてユーザが満足するシステムを構築することにやりがいを感じていました。しかしながら、NISA(少額投資非課税制度)の開始や消費税率の引き上げなどといった金融・財政制度の変更に伴い、このシステムの機能を変更・追加する案件に携わる中で、日本の経済活動を支える日本銀行に対する学生時代からの興味が一層強まり、自分の経験が活かせると考え、再び日本銀行の門戸を叩きました。

システムベンダーとして培ったスキルを活かしながらキャリアを広げる

日本銀行に入行後は、政府による税金や年金保険料等の受入れ、年金や社会保障関係費等の支払いなどに使われるシステムや、海外の中央銀行が保有する円預金や日本国債の決済を処理するシステムなどの開発・維持管理を担う部署に配属となりました。

配属直後に担当した案件では、ユーザの要望を満たす有効な実現方式を引き出そうとシステムベンダーに自ら提案するなど、早速に前職の経験を活かすことができました。こうした提案ができるのは、前職で培ったITの専門性を活かしつつ、ユーザにより近い立場で業務やユーザ要望を深く理解できるからこそのものだと感じています。

現在は別の部署に異動し、政府や日本銀行が保有する外貨建て資産の取引やその会計処理を行うシステムを担当しています。最近は、外部環境の変化に伴い増加してきた事務にも対応できるよう、新しい技術を使ってシステムをつくり変える仕事が多く、前職では経験してこなかった案件の立ち上げに必要な基礎調査をはじめ、ユーザとの要件調整など、様々な角度からシステム開発に携わることができ、自分の更なるキャリアアップに繋がっていると実感しています。

前職で培った経験やノウハウを日本銀行の仕事に活かすとともに、今後も自分のスキルを高めていくことで、唯一無二の存在として成長していきたいと思っています。

日本銀行だからこそ感じるやりがいと自分の成長

日本銀行に入行してから様々なシステムを担当しましたが、日本銀行特有の事務の存在と、それを数多くのシステムが支えていることに驚きました。同時に、日本銀行の多岐にわたる事務をシステム開発という立場から支えることは、日本の安定的な経済活動を足もとから支えているという緊張感もあり、ほかの企業では味わうことのできないやりがいを感じています。

また、日本銀行では、持ち味や得意とするスキルが異なる多様な職員がお互いに協力しながら業務に取り組んでおり、そうした仲間から刺激をもらいながら、日々研鑽しています。

日本銀行のシステムエンジニアとして働くことは、自身のスキルを活かして日本の経済活動を支えるという、大きなやりがいを感じられるだけではなく、自分自身の更なるキャリアアップに繋がっていると思います。

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