国は、公共工事(こうきょうこうじ)などを行なうときにお金が足りない場合には、そのお金を集めるために国債(こくさい)を発行します。日本銀行では、国債の発行に関する仕事、国債の受け渡しに関する仕事、国債の元利金(がんりきん)の支払い(しはらい)に関する仕事などを行なっています。
今、見ているのは、10年ものの国債証券です。元本(払い込んだお金)を受け取るための証書(しょうしょ)のほかに、半年ごとの利子(りし)を受け取るための証書が20まいついています。
今では、写真のような紙の国債をやり取りすることはほとんどなく、取引は口座への記録によって管理されます。
|