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「コロナ禍における物価動向を巡る諸問題」に関するワークショップの開催

2022年2月25日
日本銀行

新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、米欧諸国では消費者物価が大幅に上昇するなど、世界的に物価情勢が大きく変化しています。わが国でも、国内企業物価が約40年振りの上昇率を示すなど物価上昇圧力は高まっていますが、消費者物価は、依然として「物価安定の目標」である2%を下回る状況が続いています。日本銀行では、こうしたコロナ禍で浮き彫りになった内外の物価動向の違いも含め、最近のわが国の物価変動とその背景について、改めて分析を深める必要があると考えています。

本ワークショップは、日本銀行の役員・関連部署だけでなく、経済学や実証分析の専門家・学者などの方にも参加していただくことで、コロナ禍における物価動向を巡る諸問題について、幅広く討議し、外部の知見も取り入れながら、理解を深めることを目的とするものです。

本年3月29日(火)に第1回、5月30日(月)に第2回を開催し、その後も、必要に応じて、追加の会合を開催する予定です。各回の暫定的なテーマは次のとおりです(プログラム案 [PDF 101KB] )。

  • 第1回 わが国の物価変動の特徴点(担当:企画局)
  • 第2回 わが国のフィリップス曲線とコスト転嫁(担当:調査統計局)

なお、参加者間の活発な討議を行う観点から、外部からの参加は招待者限りとしますが、各セッションの報告内容は原則として論文・レポート等のかたちで公開し、議論の概要についても、日本銀行のホームページに掲載する予定です。

照会先

  • 第1回 日本銀行企画局 電話 : 03-3277-1437
  • 第2回 日本銀行調査統計局 電話: 03-3277-3088