バーゼル銀行監督委員会による市中協議文書「信用リスク管理の諸原則」改訂版の公表について
2025年2月12日
日本銀行
バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、2025年2月5日、「信用リスク管理の諸原則」(以下、「本原則」、原題:Principles for the Management of Credit Risk)の改訂に関する市中協議文書を公表しました。
本原則は、銀行に信用リスク管理に係る健全な実務を促すことを目的に、監督当局が銀行の信用リスク管理プロセスを評価する際の指針を示すものとして、2000年に公表されました。公表から25年が経過したことを受け、今般、バーゼル委は、過去25年間の国際金融市場の発展、信用リスクのトレンド、規制・監督環境の変化を踏まえ、本原則が、引き続き当該目的に適合しているか否かを検討し、適合していることを確認しました。
今回の改訂は、主に、明らかに古い記載の削除や、現行のバーゼル委のガイダンス等との整合性を確保する観点での限定的な修正に止められており、既存の原則の修正や、新たな原則の導入を図るものではありません。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
- 公表ページ(原文)<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>
- 市中協議文書「信用リスク管理の諸原則」(原文 [PDF] )<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>
- 付属文書:2000年公表文書との比較(原文 [PDF] )<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>
なお、本市中協議文書に対するコメントは、2025年3月21日までに、バーゼル委宛に英文でご提出ください。
関連サイト : 国際決済銀行ウェブサイト(外部サイトへのリンク)