アジア・ボンド・ファンドのグリーンボンドへの投資拡大の実施について
2021年11月5日
日本銀行
アジア・ボンド・ファンド(ABF)1を通じたグリーンボンドへの投資拡大が、2022年3月31日より実施されることとなりました。
これは、EMEAP2(Executives' Meeting of East Asia-Pacific Central Banks)メンバー中央銀行によるABFを通じたグリーンボンドへの投資拡大の合意3を受けて、この間に進められてきた参照インデックス4のルール改正手続きが、今般、完了したことによるものです。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
- プレス・リリース(原題:Press Statement "EMEAP Central Banks to Promote Green Bond Investment through Asian Bond Fund")<EMEAPウェブサイトにリンク>
- EMEAP各国・地域(オーストラリア、日本、ニュージーランドを除く8ヶ国・地域)の発行体の現地通貨建てソブリン・準ソブリン債に投資している。
- 正式名称は、東アジア・オセアニア中央銀行役員会議。オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイの11ヶ国・地域の中央銀行・通貨当局から構成される。
- 詳細は、7月12日公表「EMEAPメンバー中央銀行によるアジア・ボンド・ファンドを通じたグリーンボンドへの投資拡大について」を参照。
- ABFは、IHS Markit社が提供する「iBoxx ABF Index」を参照している。同インデックスは、EMEAP各国・地域(オーストラリア、日本、ニュージーランドを除く8ヶ国・地域)の発行体の現地通貨建てソブリン・準ソブリン債の動きを示す債券指数であり、ABFの設立に際して開発されたもの。
照会先
国際局国際連携課
Tel : 03-3277-3096