当面の金融政策運営について
1999年 2月25日
日本銀行
日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、当面の金融政策運営について現状維持とすることを決定した(賛成多数)。
すなわち、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針は、以下の通りである。
より潤沢な資金供給を行い、無担保コールレート(オーバーナイト物)を、できるだけ低めに推移するよう促す。
その際、短期金融市場に混乱の生じないよう、その機能の維持に十分配意しつつ、当初(注)0.15%前後を目指し、その後市場の状況を踏まえながら、徐々に一層の低下を促す。
- (注)「当初」とは、前回金融政策決定会合(2月12日)時点。
以上
(参考)
- 開催時間
- 9:02~15:28
- 出席委員
- 議長 速水 優(総裁)
藤原 作弥(副総裁)
山口 泰 (副総裁)
後藤 康夫(審議委員)
武富 将 (審議委員)
三木 利夫(審議委員)
中原 伸之(審議委員)
篠塚 英子(審議委員)
植田 和男(審議委員)
なお、藤原委員は国会出席のため、9:26~11:46欠席。
上記のほか、
谷垣禎一大蔵政務次官( 9:02~11:46)
今井宏経済企画政務次官( 9:20~10:36)
小峰隆夫経済企画庁物価局長(10:36~)
が出席。
- 議事要旨の公表日時
- 3月30日(火)14:00
以上