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当面の金融政策運営について

1999年 7月16日
日本銀行

 日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、当面の金融政策運営について現状維持とすることを決定した(賛成多数)。

 すなわち、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針は、以下の通りである。

 より潤沢な資金供給を行い、無担保コールレート(オーバーナイト物)を、できるだけ低めに推移するよう促す。

 その際、短期金融市場に混乱の生じないよう、その機能の維持に十分配意しつつ、当初(注)0.15%前後を目指し、その後市場の状況を踏まえながら、徐々に一層の低下を促す。

  • (注)「当初」とは、2月12日金融政策決定会合時点。

以上


(参考)

開催時間
9:00~16:22
出席委員
議長 速水 優(総裁)(注)
藤原 作弥(副総裁)
山口 泰 (副総裁)
後藤 康夫(審議委員)
武富 将 (審議委員)
三木 利夫(審議委員)
中原 伸之(審議委員)
篠塚 英子(審議委員)
植田 和男(審議委員)
  • (注) 速水委員は、参議院予算委員会に出席のため、9:42~10:54の間、会議を欠席した。この間、藤原委員が、日本銀行法第16条第5項の規定に基づき、議長の職務を代理した。

上記のほか、
原口恒和大蔵省総務審議官(9:00~)
小峰隆夫経済企画庁物価局長(9:00~)
が出席。

金融経済月報の公表日時
7月21日(水) 8:50
議事要旨の公表日時
9月14日(火)14:00

以上