展望レポート・ハイライト(2022年7月)
経済・物価情勢の展望
日本経済は回復に向かう
日本経済は、ウクライナ情勢等を受けた資源価格上昇により下押しされますが、感染症の消費への影響が和らぎ、 部品調達難も解消に向かうなかで、回復していきます。
物価は上昇率を高めたあと減速する
消費者物価の前年比は、本年末にかけてエネルギー価格、食料品、耐久財などの上昇からいったん上昇率が高まりますが、その後は減速します。エネルギー価格を除いてみると、消費者物価の前年比は、緩やかに上昇していきます。
感染症、ウクライナ情勢、
市場動向に注意
経済・物価見通しのリスク要因としては、感染症の動向、ウクライナ情勢の展開、資源価格や海外の経済・物価の動向に注意が必要です。また、金融・為替市場の動向と日本経済・物価への影響にも十分注意を払う必要があります。
強力な金融緩和を継続する
日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の持続的・安定的な実現を目指しています。また、感染症からの回復を支援するため、資金繰り支援と金融市場の安定に努めていきます。
政策委員の経済・物価見通し
展望レポート
「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)の基本的見解および背景説明を含む全文については、以下をご参照ください。