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BISグローバル金融システム委員会報告書「中央銀行による流動性支援の枠組みのデザイン:新たな課題への対応」の公表について

2017年4月6日
日本銀行

BISグローバル金融システム委員会(Committee on the Global Financial System <CGFS>)は、4月6日(現地時間)、以下の報告書を公表しました。

Designing frameworks for central bank liquidity assistance: addressing new challenges
(中央銀行による流動性支援の枠組みのデザイン:新たな課題への対応)

「流動性支援の枠組みに関するワーキンググループ」は、グローバル金融危機の経験を踏まえ、国際的に活動する金融機関に対する中央銀行による流動性支援にかかる課題や対応策について検討することを目的に、CGFSのもとに設置されました。ワーキンググループの議長は日本銀行副総裁の中曽宏が務めました。

ワーキンググループの検討結果は、8つの原則の形で報告書中に要約されています。本報告書の包括的なメッセージは、流動性支援を必要とするようなストレス時に、効果的な措置を円滑に実行できるよう、中央銀行は平時に準備を進める必要がある、というものです。

  • (注)2017年12月21日に追加掲載しました。