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ISO/TC 68国内委員会(2023年6月8日開催分)の議事録

2023年7月31日
ISO/TC 68国内委員会

概要

国際標準化機構(International Organization for Standardization:ISO)は、国際標準化活動を行うために1947年に設立された非政府組織(本部:スイス・ジュネーブ)である。ISOの加盟資格を認められているのは、1国1機関で、本邦からは経済産業省に設置されている審議会である日本産業標準調査会(JISC)が1952年に加盟している。

ISOの標準化担当分野は多岐にわたり、分野ごとに専門委員会(Technical Committee:TC)が設置されており、金融情報技術の国際標準化は、その1つである金融サービス専門委員会(TC 68)において行われている。TC 68の下には3つの分科委員会(Sub-Committee:SC)が設置されている(SC 2、SC 8、SC 9)。また、ISO 20022(金融通信メッセージの国際規格)では、登録機関(Registration Authority:RA)や各評価グループ(Standards Evaluation Group:SEG)等を束ねる組織として登録管理グループ(Registration Management Group:RMG)が設置されている。

日本銀行決済機構局はISO/TC 68の国内審議団体の事務局を担当している。本稿は2023年6月8日に開催した国内委員会の議事録である。

討議内容

  1. ISO/TC 68の報告
    1. 1-1.SC 2[情報セキュリティ] (WG8、WG11、WG13、WG16、WG17、WG18廃止、WG19、定期見直し等)
    2. 1-2.SC 8[参照データ] (MA6・MA7、SG5廃止、WG3、WG7、WG10、WG11新設、AG2新設、定期見直し等)
    3. 1-3.SC 9[情報交換] (AG1、TG1、WG1、WG3、WG4、定期見直し等)
    4. 1-4.TC 68[金融サービス] (AG2、AG3、AG4、AG5、TG1名称変更、TAG1、その他)
  2. 委員会審議
    1. 2-1.ISO/TC 68国内委員会総会議事録(2022年12月開催分)、2022年度ISO/TC 68活動報告書
    2. 2-2.ISO/TC 68国際投票案件(2022年12月総会以降の進捗分、2023年6月1日時点)
  3. ISO/TC 68関連の報告
    1. 3-1.ISO 20022 RMG
  4. リエゾンからの報告
    1. 4-1.ISO/TC 307国内審議団体
    2. 4-2.ISO/IEC JTC1/SC 17国内委員会
    3. 4-3.ISO/IEC JTC1/SC 27専門委員会
    4. 4-4.ISO/IEC JTC1/SC 37専門委員会
  5. 事務局からのご連絡
    1. 5-1.委員の異動、リエゾン交代(2022年12月総会以降の変更分、6月1日時点)
    2. 5-2.ISO/TC 68関連論文等の公表のお知らせ
    3. 5-3.ISO/TC 68国内委員会ホームページ更新のお知らせ
    4. 5-4.「ISO の規定・政策等の各種資料」のお知らせ
    5. 5-5.次回総会開催予定
      • ISO/TC 68国内委員会総会は2023年12月15日

日本銀行から

本議事録に対するご意見・ご質問や、掲載ファイルに関するお問い合わせは、日本銀行決済機構局(E-mail : iso-tc68@boj.or.jp)までお寄せ下さい。