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資金需給表等の公表方式変更 (2月14日公表済み) に関するお知らせ

2000年 3月14日
日本銀行金融市場局

 本年2月14日にお知らせしましたとおり1、日本銀行では、資金需給表等金融調節関連情報について、3月16日(木)分より新たな公表方式に変更致します。

 変更実施日が近づいて参りましたので、変更内容を改めて整理するとともに、移行期の取扱い等について以下のとおり、お知らせ致します。

(1)資金需給表(日本語版)の形式の変更

―従来の「資金過不足+金融調節=準備預金増減」という形式から、「資金過不足+金融調節=当座預金増減」という形式に改めます。

―3月15日分までは従来の形式で公表し、3月16日分の予想(3月15日17時30分以降公表予定)から新しい形式による公表を行います。

―なお、従来の形式では、「予想」(前営業日17時30分以降公表)、「速報」(当日17時30分以降公表)、「実績(確報)」(翌営業日10時頃公表)の3種類のデータを公表しておりましたが、既にお知らせしましたとおり、新しい公表形式では「実績(確報)」の公表を取止めます(従来の「速報」を「実績」として公表致します)。具体的には、3月15日分の「実績(確報)」(3月16日10時頃公表予定)を最後に、同計数の公表を取止めます。

  1. 2月14日 日本銀行金融市場局「資金需給表等金融調節関連情報の公表方式の見直しについて」を御参照下さい。

(2)英語版の資金需給表の公表開始

―今般の変更に伴い、日次の資金需給表について、3月16日分の予想(3月15日17時30分以降公表予定)から英語版の公表を開始します(以後の公表のタイミングは、日本語版と同時<「予想」は前営業日17時30分以降、「実績」は当日17時30分以降>となります)。

(3)「積み上(下)幅見込み額」のアナウンスメントの見直し

―上述のように、資金需給表の形式を当座預金ベースに改めることに伴い、3月16日以降、即日スタートの金融調節オファー時(9時20分が中心)に行っている「積み上(下)幅見込み額」のアナウンスメントは取止め、「当座預金残高の前日比増減額見込み」をアナウンスすることとします。

―因みに、3月15日の当座預金残高の実績値は、3月15日分の資金需給表の「速報」(同日17時30分以降公表予定。なお、公表形式は旧来のもの)に掲載されております。

(4)「準備預金積立状況等」の公表時間の前倒し

―2月積み期(2月16日〜3月15日)分のデータより、公表時間を早め、積み最終日当日の夕方(3月15日18時30分以降)に公表致します(従来は翌積み期初日の10時頃に公表)。

以上

本件に関する照会先

日本銀行金融市場局金融調節課

宮野谷(03-3277-1234)、岩崎(03-3277-1284)