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資金循環統計の遡及改定および公表時期の変更について

2009年3月24日
日本銀行調査統計局

1.資金循環統計の遡及改定

 2008年第4四半期速報(本日3月24日公表)作成時における推計方法の変更等に伴って、2003年3月末以降の四半期計数、2002年度以降の年度計数を遡及改定しています。

 遡及後の計数については、時系列統計データ検索サイトに掲載しておりますのでご利用下さい。

今回の主な変更点

海外部門

 海外部門の資産負債残高の主要項目は、「対外資産負債残高」の暦年末データをもとに計上し、他の四半期残高は、期中の取引額(フロー)をストックに加算する形で推計していたが、暦年末以外の四半期残高の推計に「対外資産負債残高(四半期推計)」を利用する形に変更。

現先・債券貸借取引

 現先・債券貸借取引の資産負債残高の推計について、従来利用している各部門の財務諸表や日本証券業協会の現先取引に関する統計等に加えて、追加的に一部部門の集計データを利用する形に変更。

信託

 債権流動化に係る特別目的会社・信託部門の信託業務は、金融機関による信託のみを対象としていたが、改正信託業法の施行(2004年末)により参入が可能となった非金融機関の信託を別途推計のうえ計上。

2.公表時期の変更

 今回の推計方法見直しを踏まえて、主要な基礎資料を速報計数に反映させるため、資金循環統計の6・9・12月の公表日は、次回以降、従来の第11営業日頃から、第13営業日頃に変更致します(3月は下旬で不変)。

以上