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「旅行収支(受取)」の基礎データ変更について

2011年10月11日
財務省
日本銀行

財務省・日本銀行は、我が国の国際収支統計について、サービス収支の内訳項目である「旅行収支(受取)」の基礎データを2011年4〜6月確報(速報ベースでは8月分)から変更しました。

「旅行収支」には、旅行者が旅先で取得した財貨・サービスの消費額を計上しています。この額は、主として、「旅行者の一人当り消費額」に「旅行者数」を乗じることで推計しています。

「旅行者の一人当り消費額」について、受取側(訪日外国人の消費額)では、これまで日本政府観光局(JNTO)が2007年12月に実施した「訪日外客消費動向調査」を基礎データとしてきたところですが、2010年度に観光庁による「訪日外国人消費動向調査」(四半期毎に実施)が開始されたことを受け、今回公表するデータからこれに基礎データを変更することとしました(この結果、基礎データの更新頻度が高まります)。

支払側(出国日本人の消費額)の基礎データは、従来どおり(株)ツーリズム・マーケティング研究所の「海外旅行実態調査」(毎年実施、「JTB REPORT」所収)を利用しています。

照会先

国際局国際収支課国際収支統計グループ

電話:03-3277-1381 (内線 3710)