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企業物価指数・2020年基準改定に伴う集計指数の再編について

2021年12月20日
日本銀行調査統計局

日本銀行では、現在、企業物価指数(CGPI)の基準改定(現行の2015年基準指数から2020年基準指数への移行)に向けた作業を進めています。その一環として、2021年3月には、今回の基準改定に併せて、日本銀行が作成する物価統計の集計指数に関する再編(スクラップ&ビルド)を行う方針を公表しました1。具体的には、財・サービス価格を統合した新しい需要段階別指数である、FD-ID指数を新設する一方で、既存の「CGPI需要段階別・用途別指数」や、近年の利用ニーズが限定的であるとみられる「製造業部門別投入・産出物価指数(IOPI)」の作成・公表については、取り止める方針を提示しました。

こうした方針に対しては、各方面から賛同のご意見が多かったことを踏まえ、今回の基準改定に併せて、集計指数の再編を実施します。詳細については、基準改定の最終案をご参照ください2

  1. 日本銀行調査統計局「企業物価指数・2020年基準改定の基本方針」、日本銀行調査論文(2021年3月)
  2. 日本銀行調査統計局「企業物価指数・2020年基準改定の最終案」、日本銀行調査論文(2021年12月)

照会先

調査統計局物価統計課

Tel : 03-3279-1111(内線 4086)