質問お札が「F一万円券」、「E千円券」などとアルファベットを付けて呼ばれることがあると聞きましたが、なぜですか?
教えて!にちぎん
回答
銀行券(お札)には明治以降、発行された銀行券を分類するために記号が付されており、改刷の都度変更されています。
例えば、現在発行されている銀行券のうち、渋沢栄一の一万円札、津田梅子の五千円札、北里柴三郎の千円札は「F」という記号を頭に付けて、それぞれF一万円券、F五千円券、F千円券と呼ばれています。また、守礼門の二千円札には「D」という記号を頭に付けて、D二千円券と呼ばれています。
これまでに発行された銀行券の呼び名には、下表のような記号が使われています。
使用時期 | シリーズ記号 |
---|---|
明治中期~1935年(昭和10年)頃まで | 甲、乙、丙、丁 |
1942年(昭和17年)頃~1945年(昭和20年)頃まで | い、ろ |
1946年(昭和21年)以降 | A、B、C、D、E、F |