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質問お札に印刷されているアルファベットと数字の色がいろいろありますが、にせ札ではないですか?

教えて!にちぎん

回答

銀行券(お札)に印刷されているアルファベットと数字の色が他と異なっていても、直ちににせ札であるということではありません。

このアルファベットと数字を「記番号」といい、2024年(令和6年)7月3日に発行が開始されたお札は、アルファベットの24文字(IとOの2文字は、数字の1、0と間違いやすいため除く)とアラビア数字の組み合わせ(6桁のアラビア数字をはさんで、頭と末尾にアルファベット2文字)からなっており、2,985億9,840万枚で一巡します。色は黒色です。

2004年(平成16年)に発行が開始されたお札は、発行開始当初は記番号を黒色で印刷していました。記番号が一巡したため、一万円券については、2011年(平成23年)7月から記番号を褐色で印刷した銀行券を、千円券については2011年(平成23年)7月からの褐色での記番号の印刷に続き、2019年(平成31年)3月からは紺色で記番号を印刷した銀行券を発行しています。また、五千円券については、識別性向上のための仕様変更に併せ、2014年(平成26年)5月から記番号を褐色で印刷した銀行券を発行しています。

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