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質問成長基盤強化や貸出増加を支援するための資金供給とは何ですか?

教えて!にちぎん

回答

日本銀行は、成長基盤強化や貸出増加に向けた金融機関の取り組みを金融面から支援するための資金供給の枠組みを、時限措置として導入しています。

成長基盤強化を支援するための資金供給(2010年<平成22年>6月導入)

金融機関が成長基盤の強化に向けた取り組みを進めるうえでの「呼び水」としての効果を発揮する狙いから、わが国経済の成長に資する融資・投資を行う金融機関に対し、日本銀行が低利かつ長期の資金を供給する枠組みです。

この資金供給による新規貸付は、2022年(令和4年)6月をもって終了しています。

貸出増加を支援するための資金供給(2012年<平成24年>12月導入)

金融機関の一段と積極的な行動と企業や家計の前向きな資金需要の増加を促す観点から、貸出残高を増やした金融機関に対し、希望に応じてその増加額相当額まで資金供給する枠組みです。

この資金供給については、日本銀行の資金供給総額には上限を設定していません。したがって、その規模は、貸出増加に向けた金融機関の取り組みによって決まることになります。

関連ページ

成長基盤強化を支援するための資金供給および貸出増加を支援するための資金供給に関する詳細については、「貸出支援基金」のページをご覧ください。