「日本円金利指標の適切な選択と利用等に関する市中協議(第2回)」の取りまとめ結果の公表について(日本円金利指標に関する検討委員会)
2020年11月30日
日本銀行金融市場局
「日本円金利指標に関する検討委員会」(事務局:日本銀行)は、本日、「「日本円金利指標の適切な選択と利用等に関する市中協議(第2回)」取りまとめ報告書 [PDF 613KB] 」を公表しましたので、お知らせします。
「金利指標改革」は、2014年以降、金融安定理事会(FSB)の提言をもとに、金融商品・取引の性質に応じた適切な金利指標の使い分けの実現を目的に進められてきました。しかしながら、LIBORが2021年末をもって恒久的に公表停止されるリスクが高まっていることから、最近では、LIBORの公表停止に備えた対応を中心に検討が進められています。
こうしたなか、「日本円金利指標に関する検討委員会」は、円LIBORを参照するキャッシュ商品におけるフォールバック時の具体的な取り扱い等に関する意見を幅広い関係者から募集するため、「日本円金利指標の適切な選択と利用等に関する市中協議(第2回)」 [PDF 859KB] を公表し、2020年8月7日から9月30日まで意見を募集しました。
第2回市中協議には、金融機関・機関投資家・事業法人等、幅広い業種から意見が寄せられました。本報告書は、これらの意見をもとに、市中協議の結果を取りまとめたものです。関連資料を含む詳細につきましては、「日本円金利指標に関する検討委員会」をご覧ください。
照会先
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