バーゼル銀行監督委員会による「サイバーセキュリティに関するニューズレター」の公表について
2021年9月24日
日本銀行
バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、9月20日、「サイバーセキュリティに関するニューズレター」(原題:Newsletter on cyber security)を公表しました。
本ニューズレターは、近年、特に新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、サイバーセキュリティ面での脅威(ランサムウェア攻撃など)が高まり、銀行の安全性及び健全性にとってリスクとなっていることを踏まえ、以下の内容について言及しています。
- バーゼル委が本年3月に公表した「健全なオペレーショナル・リスク管理のための諸原則」及び「オペレーショナル・レジリエンスのための諸原則」 が、こうしたリスクへの対処において重要であること。
- 国際的に広く受け入れられた業界標準に沿ったサイバーセキュリティのためのツールや、効果的な実務及び枠組みを銀行が採用することを歓迎すること。
- バーゼル委は、銀行のサイバーリスク管理とサイバー攻撃等に対する強靱性について、モニタリングと評価を継続すること。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
- 「サイバーセキュリティに関するニューズレター」(原文)<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>(仮訳 [PDF 195KB](注))
- (注)2021年9月30日に追加掲載しました。