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(参考資料2) ロンバート型貸出の仕組みと効果

2001年 2月 9日
日本銀行

  • 従来のコールレート変動を示した概念図。日本銀行は各種オペレーションを通じてオーバーナイト・コールレートを誘導水準に導くが、期末日や何らかのショック等でコールレートが跳ね上がることもある。
  • ロンバート型貸出導入後のコールレート変動を示した概念図。日本銀行は各種オペレーションを通じてオーバーナイト・コールレートを誘導水準に導くほか、それより高い水準に設定した公定歩合(ロンバート型貸出金利)で受動的に貸出を実行する。公定歩合(ロンバート型貸出金利)がコールレートの上限となる。
  • 公定歩合(ロンバート型貸出金利)は、コールレート変動の上限を画すこととなり、金利変動がより安定化する。
  • 流動性調達懸念の緩和により、より長めの短期市場金利形成の安定化にも効果を持つ。