(参考)2013年以降の「量的・質的金融緩和」のもとでの金融政策
日本銀行は、2013年4月に、「量的・質的金融緩和」を導入し、金融市場調節の操作目標を無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更するとともに、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を大幅に拡大することなどを決定しました。
- 「量的・質的金融緩和」の導入 [PDF 282KB] (2013年4月4日)
- 「量的・質的金融緩和」の拡大 [PDF 294KB](2014年10月31日)
- 「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置の導入 [PDF 253KB](2015年12月18日)
2016年1月には、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入し、金融機関が保有する日本銀行当座預金の一部にマイナス0.1%のマイナス金利を適用することを決定しました。
- 「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入 [PDF 223KB](2016年1月29日)
- 金融緩和の強化 [PDF 206KB](2016年7月29日)
2016年9月には、「総括的な検証」[PDF 2,420KB] の結果を踏まえて、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入し、金融市場調節によって長短金利の操作(イールドカーブ・コントロール)を行うことなどを決定しました。
- 「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入 [PDF 270KB](2016年9月21日)
- 強力な金融緩和継続のための枠組み強化 [PDF 215KB] (2018年7月31日)
- 新型コロナウイルス感染症への対応
- 新型感染症拡大の影響を踏まえた金融緩和の強化 [PDF 246KB](2020年3月16日)
- 金融緩和の強化 [PDF 242KB] (2020年4月27日)
- 中小企業等の資金繰り支援のための「新たな資金供給手段」の導入 [PDF 130KB](2020年5月22日)
- より効果的で持続的な金融緩和 [PDF 316KB](2021年3月19日)
- イールドカーブ・コントロールの運用の一部見直し [PDF 238KB] (2022年12月20日)
- イールドカーブ・コントロールの運用の柔軟化 [PDF 218KB] (2023年7月28日)
- イールドカーブ・コントロールの運用のさらなる柔軟化 [PDF 226KB] 2023年10月31日)
2024年3月には、先行き、2%の「物価安定の目標」が持続的・安定的に実現していくことが見通せる状況に至ったと判断し、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みおよびマイナス金利政策は、その役割を果たしたことから、短期金利の操作を主たる政策手段とする枠組みへの見直しを決定しました。
- 金融政策の枠組みの見直し[PDF 250KB] (2024年3月19日)
(参考)政策効果に関する公表資料
- 「量的・質的金融緩和」:2年間の効果の検証 (2015年5月1日)
- 「量的・質的金融緩和」導入以降の経済・物価動向と政策効果についての総括的な検証 [PDF 2,420KB] (2016年9月21日)
- より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検 [PDF 4,217KB](2021年3月19日)