「決済の未来フォーラム セキュリティトークン分科会」聴講者の募集について
2020年11月24日
日本銀行決済機構局
日本銀行では、12月8日、「決済の未来フォーラム セキュリティトークン分科会」を開催いたします。
セキュリティトークンとは、主として分散型台帳技術(DLT)を用いたシステム上で発行・管理される電子的な証券を指します。近年、証券取引やポストトレード処理、カストディサービス、利払い・配当や償還、コーポレートアクションなど、セキュリティトークンを活用して証券バリューチェーンを構築することで証券市場の効率性を高め、決済リスクを削減するほか、新しい証券市場の創造を目指すという実験的な試みが始まっています。
この分科会では、セキュリティトークンを用いた様々なビジネスモデルを推進されている業界関係者の方々にオンラインで参集頂き、具体的な取組みについてご紹介頂くとともに、新しい金融・決済インフラの意義や、ビジネスの現状と課題・将来展望について、意見交換をして頂きます。
つきましては、金融・決済分野の業務に携わる方々で、本フォーラムのライブ配信による聴講を希望される方を募集いたします。希望される方は、下記の要領に沿って申し込みくださいますようお願い申し上げます。
1.日時およびプログラム
日時
12月8日(火) 14:00-17:00(予定)
プログラム(仮)
- 開会挨拶とアジェンダの提示
- 日本銀行決済機構局審議役 FinTechセンター長 副島豊
(参考資料)日本銀行 調査論文「分散型台帳技術による証券バリューチェーン構築の試み―セキュリティトークンを巡る主要国の動向―」
- 日本銀行決済機構局審議役 FinTechセンター長 副島豊
- プレゼンテーション(五十音順、各20分間)
- SBIホールディングス株式会社 執行役員 ブロックチェーン推進室長 (兼) SBI R3 Japan株式会社 代表取締役CEO 藤本守 氏
- 株式会社BOOSTRY CEO 佐々木俊典 氏
- 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社 デジタル戦略部 担当部長 藤瀬秀平 氏
- 三菱UFJ信託銀行株式会社 経営企画部 FinTech推進室 調査役 齊藤達哉 氏
- ディスカッション(60分間)
- 上記プレゼンターおよび数名のディスカッション参加者
- ラップアップ
上記プログラムの内容は変更される可能性があります。
2.想定される聴講者
金融サービスに関わる企業等(金融・決済サービスおよび関連するITサービス、研究機関、官庁等)に所属しておられる方や学識経験者等を主な対象としております。
3.開催方法
本イベントはCisco Webexを利用した完全オンライン開催となります。
4.申し込み方法
申し込み締切は、12月3日(木)です。
下記URLからお申し込みください(外部サイトにジャンプします)。
https://fofa.jp/fintech/a.p/101/(参加申し込み頂いた方には、登録完了をお知らせするメールが自動的に送信されます。メールが届かない場合には、post.fintech@boj.or.jpまでご連絡ください)
オンライン聴講の具体的な手順は、お申込み頂いたメールアドレスへ後日ご連絡します。ご都合が悪くなった場合でもキャンセル手続きは不要ですので、お気軽にお申し込みください。
5.その他
議論の概要は、後日、本行ウェブサイト上で公表する予定です。
6.照会先
決済機構局
Tel : 03-3277-3640
E-mail:post.fintech@boj.or.jp