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外為円決済を巡る最近の動向

2007年6月5日
決済機構局
小林亜紀子 濱泰穂 今久保圭

要旨

多通貨決済システムCLSが稼動を開始してから、4年余りが経過した。この間、CLSの円取扱額は年々増加し、最近では、1営業日当り30兆円の規模に達している。既存の外為円制度の取扱額は15〜20兆円程度で推移している。本稿では、それぞれの決済システムのパフォーマンスの変化、およびこれがもたらした日銀当座預金決済上の日中資金フローの変化について考察する。CLSの開業により、関係国・地域のRTGSシステム間の国際的な連関性が強まったため、決済管理にはより注意を要するようになった一方、一連の変化に伴って新たに生じた日中資金フローは、日銀当座預金決済全体の日中資金フローをより円滑にする性質を有している。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するものです。
ただし、レポートで示された意見や解釈に当たる部分は、執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。

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