このページの本文へ移動

デリバティブ取引に関する定例市場報告(2026年6月末)について

2026年9月10日
日本銀行金融市場局

日本銀行では、このほど、わが国における「デリバティブ取引に関する定例市場報告(2026年6月末時点)」を公表した。当該期の特徴は概略以下の通りである。

1.デリバティブ取引残高(想定元本)

わが国の主要デリバティブ・ディーラーによる2026年6月末のデリバティブ取引残高について想定元本でみると、OTC取引が94.8兆米ドル(前期比+1.3%)、取引所取引が4.5兆米ドル(同+12.9%)であった。

2.OTC取引残高(想定元本)の内訳

(1)リスク・ファクター別

OTC取引をリスク・ファクター別にみると、金利関連取引が81.9兆米ドル(前期比-0.1%)、外為関連取引が11.3兆米ドル(同+5.0%)、クレジット・デリバティブ取引が1.0兆米ドル(同+68.9%)であった。

(2)通貨別

OTC取引を通貨別にみると、金利関連取引では、米ドルが31.0兆米ドル(前期比+0.8%)、円が29.1兆米ドル(同+2.6%)、ユーロが14.9兆米ドル(同+2.8%)であった。外為関連取引では、米ドルが5.2兆米ドル(同+5.0%)、円が2.5兆米ドル(同+4.6%)、ユーロが1.2兆米ドル(同+0.1%)であった。

(3)取引相手先別

OTC取引を取引相手先別にみると、金利関連取引では、対報告対象金融機関の取引(以下、ディーラー間取引)が6.6兆米ドル(前期比-1.9%)、対CCPの取引が62.2兆米ドル(同+0.1%)、対報告対象外金融機関(除くCCP)の取引が10.8兆米ドル(同-1.4%)であった。外為関連取引では、ディーラー間取引が7.4兆米ドル(同+2.0%)、対CCPの取引が0.4兆米ドル(同+11.5%)、対報告対象外金融機関(除くCCP)の取引が2.2兆米ドル(同+15.3%)であった。

(4)残存期間別

OTC取引を残存期間別にみると、金利関連取引では、5年超が22.2兆米ドル(前期比+2.4%)、1年超5年以内が30.2兆米ドル(同+7.5%)、1年以内が29.6兆米ドル(同-8.4%)であった。外為関連取引では、5年超が1.0兆米ドル(同+3.8%)、1年超5年以内が2.6兆米ドル(同+0.2%)、1年以内が7.7兆米ドル(同+6.9%)であった。