デリバティブ取引に関する定例市場報告(2025年12月末)について
2026年3月13日
日本銀行金融市場局
日本銀行では、このほど、わが国における「デリバティブ取引に関する定例市場報告(2025年12月末時点)」を公表した。当該期の特徴は概略以下の通りである。
1.デリバティブ取引残高(想定元本)
わが国の主要デリバティブ・ディーラーによる2025年12月末のデリバティブ取引残高について想定元本でみると、OTC取引が93.6兆米ドル(前期比+9.3%)、取引所取引が4.0兆米ドル(同+4.6%)であった。
2.OTC取引残高(想定元本)の内訳
(1)リスク・ファクター別
OTC取引をリスク・ファクター別にみると、金利関連取引が81.9兆米ドル(前期比+11.0%)、外為関連取引が10.7兆米ドル(同+1.5%)、クレジット・デリバティブ取引が0.6兆米ドル(同-30.3%)であった。
(2)通貨別
OTC取引を通貨別にみると、金利関連取引では、米ドルが30.7兆米ドル(前期比+14.6%)、円が28.3兆米ドル(同+16.5%)、ユーロが14.5兆米ドル(同-9.6%)であった。外為関連取引では、米ドルが4.9兆米ドル(同+1.4%)、円が2.4兆米ドル(同+4.8%)、ユーロが1.2兆米ドル(同+1.6%)であった。
(3)取引相手先別
OTC取引を取引相手先別にみると、金利関連取引では、対報告対象金融機関の取引(以下、ディーラー間取引)が6.7兆米ドル(前期比-6.5%)、対CCPの取引が62.1兆米ドル(同+15.7%)、対報告対象外金融機関(除くCCP)の取引が10.9兆米ドル(同-0.6%)であった。外為関連取引では、ディーラー間取引が7.3兆米ドル(同+3.0%)、対CCPの取引が0.4兆米ドル(同-5.0%)、対報告対象外金融機関(除くCCP)の取引が2.0兆米ドル(同-5.1%)であった。
(4)残存期間別
OTC取引を残存期間別にみると、金利関連取引では、5年超が21.6兆米ドル(前期比-0.0%)、1年超5年以内が28.1兆米ドル(同+2.9%)、1年以内が32.2兆米ドル(同+29.4%)であった。外為関連取引では、5年超が0.9兆米ドル(同+6.9%)、1年超5年以内が2.6兆米ドル(同+5.4%)、1年以内が7.2兆米ドル(同-0.5%)であった。
