「非金融部門の資金調達内訳表」の遡及改定について
- 「時系列統計データ検索サイト」の稼動に伴い、現在、時系列統計データの形で提供されている日本銀行作成統計のうち、一部統計を除き、この新しい検索サイトに移行しました。これに伴い、以下の記載に拘らず、時系列統計データへのリンクの一部を解除しています。
2007年6月15日
日本銀行調査統計局
資金循環統計の参考計数として公表している「非金融部門の資金調達内訳表」について、1979年度末以降の年度計数をすべて遡及改定しています。(改定後のデータについては、下記をクリックしてください)。
- 直近10年度分のデータ(公表データ−その他−非金融部門の資金調達内訳表<マトリックス形式、前年比付>)
- 時系列データ(年度計数・参考)
国内非金融部門の推計方法の主な変更点
貸出(金融機関経由)
国内非金融部門の金融機関貸出による資金調達のうち割賦債権について、国内非金融部門(負債サイド)の全額を計上していたが、これから公的非金融法人(資産サイド)を控除するかたちに変更。
株式以外の証券(金融機関経由、部門別)
国内非金融部門の金融機関経由の株式以外の証券による資金調達は、金融機関の資産保有額全体から金融機関発行分を控除して算出している。金融機関の部門別内訳におけるこの控除分について、部門別内訳の資産保有額のうち金融機関発行分の割合が各証券ごとに金融機関部門全体と同じ比率と仮定して算出するかたちに変更。
株式・出資金(金融機関経由)
国内非金融部門の金融機関経由の株式・出資金において金融機関(資産サイド)の株式・出資金から金融機関発行分の一部として控除している金融持株会社の子会社株式の算出方法について、これまで同株式の時価から金融機関(負債サイド)全体の時価簿価比率を利用して簿価を算出していたが、同持株会社の直接の簿価計数を用いるかたちに変更。
- 各項目の詳細な推計方法については、『資金循環統計「非金融部門の資金調達内訳表の解説」』を参照。
以上