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質問日本銀行の代理店とは何ですか?

教えて!にちぎん

回答

日本銀行がいわゆる「政府の銀行」として取り扱う国庫金や国債は、その取引の相手方が一般の国民や企業、全国各地に所在する国の官庁など多岐にわたり、取引の種類や取扱件数も膨大であるため、日本銀行本支店だけではその利便を図ることができません。このため、日本銀行では、契約に基づき、国庫金や国債に関する事務等を民間金融機関に代行してもらうことにより、国民や国の利便に応えています。

このように、国庫金や国債に関する事務等を代行する民間金融機関の店舗は、日本銀行の代理店と呼ばれます。代理店には複数の種類があり、それぞれの代理店が行う事務は、以下のとおりです。

(1)一般代理店

国の官庁と取引を行い、国庫金の受払や国債の元利金の支払いなど広範な事務を取り扱う代理店です。

(2)歳入代理店・歳入復代理店

国庫金(歳入金・国税)の受入れのみを専門に取り扱う代理店です。

(3)国債代理店・国債元利金支払取扱店

国債の元金や利子の支払いなどを専門に取り扱う代理店です。

関連ページ

代理店等の一覧については、国庫金・国債の窓口のページをご覧ください。また、国庫金事務にかかる代理店の設置基準については、「代理店の設置等に関する基本要領」をご覧ください。