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学生向けコンテスト「第21回 日銀グランプリ」の実施について

2025年5月7日
日本銀行

日本銀行では、今年度も、大学生の皆さんを主な対象とする金融・経済分野の小論文コンテスト「日銀グランプリ」(第21回)を実施します。

このコンテストでは、「わが国の金融・経済への提言、日銀への提案」を課題とし、書類審査による予選(応募締切:本年9月30日)により決勝進出チームを選出のうえ、日本銀行本店での決勝(本年11月下旬開催予定)において、小論文の報告および審査員との質疑応答を行い、各賞を決定します。奮ってご応募ください。

なお、日銀グランプリの概要をオンラインでご紹介します。希望される場合は、オンラインでのご案内をご覧ください。

以下の紹介動画などもぜひご覧ください。
「日銀グランプリ」の概要および決勝大会の模様をご覧いただけます。
ユーチューブを利用して動画を再生します)

前回の決勝大会の模様

「第21回 日銀グランプリ」募集要項

1.課題

「わが国の金融・経済への提言、日銀への提案」

わが国の金融 ・ 経済の現状評価と未来への提言を求めます。具体的なテーマの設定は自由です。特に、日本銀行の政策や業務に関連のある提案は歓迎します。
考えられるテーマの例<具体的なテーマの設定は自由です>は以下のとおりです。

  • 日本銀行の政策や業務をより効果的に行うための提案
  • 金融・経済・物価動向、金融システムの現状をより的確に把握するためのデータ・分析手法の提案
  • 成長型経済への移行を確実なものにするための提言
  • 日本経済の成長力、地域経済の活性化につながる新たな金融サービスの提言
  • デジタル技術を活用した提案

2.応募資格

現在、大学(短大等を含む)に在籍の方(大学院生は除く)。2~4名1組のグループでご応募ください。

3.応募締切

2025年9月30日(火)必着

4.応募形式

上記の「課題」を踏まえてテーマを設定のうえ、応募用フォーム [DOCX 34KB]を用いて小論文をご応募ください。小論文の構成は以下のとおりです。
小論文:要約<400字以内>、本文<4,000字以上6,000字以内>、図表<5つまで>、参考文献

  • 使用言語は日本語とします。
  • 文字数のカウントは、Wordの文字カウント機能を使用してください。本文内の章や節のタイトルもカウントします。
  • 応募用フォームのファイル形式やページ設定は変更しないでください。
  • 応募用フォームのファイル名は、「大学名_代表者名字」としてください。
  • 応募用フォームの容量は、合計10MB以内にしてください。暗号化や圧縮をしないでください。

5.応募方法

上記の応募用フォームにて作成した論文は、日銀グランプリ応募サイト(https://bojgp.iqform.jp/form/bojgp/)よりご応募ください。

【専用サイト】日銀グランプリ応募

応募サイトの構成は以下のとおりです。

  1. (1) 応募者情報
  2. (2) 応募論文の登録
  3. (3) アンケート
  4. (4) 同意事項の確認
  • 応募者の個人情報は、日銀グランプリ関係の連絡・発表以外の用途には使用しません。

6.応募後の日程

【予選】小論文

大会事務局による小論文の審査により、決勝進出チーム(4チーム)を選出します。
(1)現状の把握・分析の的確性、(2)論旨および提言の論理性・説得性、(3)着眼点や提言の独創性・実効性、といった点に照らして審査します(詳しくは7.評価ポイントをご覧ください)。

【決勝】小論文の報告・質疑応答

2025年11月下旬にプレス公開で日本銀行本店(東京都中央区)にて決勝大会を開催します。論文内容の小論文の報告(15分)および審査員との質疑応答(15分)を実施のうえ、各賞を決定します。会場までの国内交通費等は日本銀行が負担します。
小論文の評価ポイントに加えて、(4)小論文の報告および質疑に対する応答の内容が審査の対象になります。

7.評価ポイント

  1. (1) 現状の把握・分析の的確性
    • 事実関係を的確に把握しているか。問題点や課題を多角的に検討しているか
    • 多様なデータや調査に基づき分析しているか
    • 社会・システム全体の利益を踏まえた問題意識となっているか
  2. (2) 論旨および提言の論理性・説得性
    • 提言内容は具体的なものか。実現可能性を高めるための工夫はあるか
    • 利点だけでなく、コストや副作用・課題も検討しているか
    • 金融・経済の実務面で意味のある提言となっているか
    • 財政・制度に関する提案では、費用便益を検証するとともに、他に考えられる提案と比較しているか
  3. (3) 着眼点や提言の独創性・実効性
    • 社会・システム全体の利益や成長への影響を考察できているか(部分均衡に陥っていないか)
    • 金融を着眼点に入れているか
    • 過去の受賞作に近いテーマの場合、新たな視点やアイデアはあるか

8.賞

  • 最優秀賞/1チーム(副賞:図書カード15万円)
  • 優秀賞/3チーム(副賞:図書カード 3万円)
  • 特別賞<日本銀行の政策や業務に特に関連のある提案に対する賞>/1チーム(副賞:図書カード 3万円)

これらのほかに、予選で奨励賞を選出します。

9.審査員

日本銀行政策委員会メンバーおよび日本銀行外部の有識者、計5名を予定。審査員長は日本銀行副総裁を予定。

10.注意事項

  • 入賞した小論文および小論文の報告資料の著作権は日本銀行に帰属します。
  • 入賞した小論文(含む応募者の氏名、大学・学部名)、小論文の報告資料および決勝の模様(写真・動画)やそれを編集した資材を本ホームページ等に掲載するなど広報目的で利用しますので、予めご了承ください。
  • 応募は未発表のものに限ります。また、二重投稿はご遠慮ください。
  • 生成AIを利用して作成した文章での応募はご遠慮ください。
  • 応募サイト内の「同意事項の確認」と小論文作成上の留意点 [PDF 110KB]をお読みいただいたうえでご応募ください。

11.その他

日銀グランプリの概要をオンラインでご紹介します。資料 [PDF 1,949KB]をご覧いただき、希望される場合は電子メールにてご依頼ください。

  • 【宛先】E-mail:post.prd3@boj.or.jp
  • 【件名】「日銀グランプリ紹介の実施依頼」
  • 【本文】開催希望日時を複数候補ご記載ください。

「第21回 日銀グランプリ」チラシ

照会先

情報サービス局日銀グランプリ運営事務局

E-mail:post.prd3@boj.or.jp