外為法の報告書についてよく寄せられる質問と回答
:「オンライン提出」関係
2022年9月9日
日本銀行国際局
目次
1.オンライン提出全般に関する質問
- 問1 オンライン提出が可能な様式は何ですか。
- 問2 オンライン提出を行うに当って、利用者にはどのような費用負担が発生するのですか。
- 問3 システム障害等によりオンライン提出ができない場合、書面(紙)で提出することは可能でしょうか。
- 問4 「支払又は支払の受領に関する報告書(銀行等又は資金移動業者を経由する支払又は支払の受領)」<「外国為替の取引等の報告に関する省令」別紙様式第3>および「支払又は支払の受領に関する報告書(銀行等又は資金移動業者を経由する支払又は支払の受領(取りまとめ分))」<同別紙様式第4>については、電子報告の場合も銀行等経由で提出するのですか。
2.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの利用申込みに関する質問
- 問5 日本銀行外為法手続きオンラインシステムの利用申込みはどのように行うのですか。また、本システムの利用に際して、財務省に届け出たり、連絡をする必要がありますか。
- 問6 本システムの利用申込みを行った責任者が社内異動等で変更となった場合には、どうすればよいですか。
- 問7 オンライン提出を開始したいのですが、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書(本人用)」と「同(代理人用)」のどちらの申込書を提出すればよいですか。
- 問8 本システムの利用申込みから利用開始まで、どのくらいの期間がかかりますか。
- 問9 1利用者の複数部署から利用申込みを行うことは可能ですか。
- 問10 1人の責任者に、複数のユーザIDを配付してもらえますか。
- 問11 ユーザIDの追加取得は可能ですか。
- 問12 届出・報告者の代理人としてオンライン提出することはできますか。また、その場合、どのような手続きが必要ですか。
3.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの動作環境に関する質問
- 問13 利用者が準備するパソコンは、オンライン提出専用とする必要がありますか。
- 問14 本システムの動作環境以外のパソコンで本システムを利用することは可能ですか。
- 問15 オンライン提出用パソコンを変更することはできますか。
4.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの電子届出・報告書の入力・送信に関する質問
- 問16 利用者の希望によりオンライン提出の入力方式を変更することはできますか。
- 問17 電子様式はどこで入手できますか。
- 問18 日本銀行に送信した電子届出・報告書を後日利用者が閲覧することは可能ですか。
1.オンライン提出全般に関する質問
問1 オンライン提出が可能な様式は何ですか。
日本銀行が取扱っている外国為替及び外国貿易法(以下「外為法」)に基づく届出(直投命令)・報告手続の全てについて、オンライン提出が可能となっています。具体的には、本ホームページに掲載している「様式別入力方式および入力内容一覧」をご参照ください。
問2 オンライン提出を行うに当って、利用者にはどのような費用負担が発生するのですか。
利用者には、オンライン提出を行うに当って、本システムの動作環境(「日本銀行外為法手続きオンラインシステムの動作環境について」をご参照)を満たすインターネットに接続可能なパソコンを準備して頂くほか、インターネット利用料金を負担して頂くことになります(その他の料金は発生しません)。
問3 システム障害等によりオンライン提出ができない場合、書面(紙)で提出することは可能でしょうか。
システム障害等によりオンライン提出ができない場合には、書面(紙)で提出していただいて構いません。
問4 「支払又は支払の受領に関する報告書(銀行等又は資金移動業者を経由する支払又は支払の受領)」<「外国為替の取引等の報告に関する省令」別紙様式第3>および「支払又は支払の受領に関する報告書(銀行等又は資金移動業者を経由する支払又は支払の受領(取りまとめ分))」<同別紙様式第4>については、電子報告の場合も銀行等経由で提出するのですか。
電子報告の場合は、報告者から日本銀行へ直接報告して頂くことになります。詳しくは「外国為替の取引等の報告に関する省令(第3条第1項および第2項)」をご参照ください。
2.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの利用申込みに関する質問
問5 日本銀行外為法手続きオンラインシステムの利用申込みはどのように行うのですか。また、本システムの利用に際して、財務省に届け出たり、連絡をする必要がありますか。
本ホームページに掲載している「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書」 ならびに「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用規約」を入手(D/L)してください。システムの利用申込みに当たっては、同「利用規約」に同意したうえで、同「利用申込書」へ記入要領に従って必要事項を記入し、日本銀行国際局国際収支課国際収支統計システムグループ(照会先ご参照)あてに電子メール、郵送またはFAXのいずれかの方法で提出してください。詳細は、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込方法等」をご参照ください。
本システムの利用に際して、財務省に対して届出や連絡をする必要はありません。なお、上記「利用申込書」の日本銀行への提出は、「外国為替法令に係る情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律施行規則」(平成16年12月1日)上の事前届出に該当します。
問6 本システムの利用申込みを行った責任者が社内異動等で変更となった場合には、どうすればよいですか。
本システムの利用申込みを行った責任者が社内異動等で変更となった場合には、本システム上の「利用者情報変更」メニューから当該登録内容(責任者の氏名等)を変更することで、ユーザIDを継承することができます。
問7 オンライン提出を開始したいのですが、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書(本人用)」と「同(代理人用)」のどちらの申込書を提出すればよいですか。
届出・報告者本人がオンライン提出をする場合には、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書(本人用)」をご提出ください。
届出・報告者本人からの委任に基づき代理人としてオンライン提出する場合は、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書(代理人用)」をご提出ください(問12ご参照)。
問8 本システムの利用申込みから利用開始まで、どのくらいの期間がかかりますか。
申込受付後、1~2週間程度で日本銀行より本システムの利用に必要なユーザID、ログイン用初期パスワード、クライアント証明書取得用パスコード、作業手順を送付します。利用者は、それらを受領後、本システムの動作環境を満たすインターネットに接続可能なパソコンで必要な初期設定を行えば、本システムの利用が可能となります。詳しくは「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込方法等」の「1.本システムの利用申込みからオンライン提出までの主な流れ」をご参照ください。
問9 1利用者の複数部署から利用申込みを行うことは可能ですか。
可能です。複数部署からオンライン提出を行う場合は、責任者ごとに利用申込書を提出してください。
問10 1人の責任者に、複数のユーザIDを配付してもらえますか。
利用者の利便性を考慮し、業務上必要な場合は同一の責任者に対して複数のユーザIDを配付することとしています。
なお、全てのユーザIDについて、45日以内に1回、ログイン用パスワードを変更して頂く必要があるほか、「クライアント証明書」についても、更新(3年毎)して頂く必要がありますので、ご留意ください。
問11 ユーザIDの追加取得は可能ですか。
可能です。責任者が管理するユーザIDの追加を希望される場合には、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用規約」に同意したうえで、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書」へ記入要領に従って必要事項を記入し、日本銀行国際局国際収支課国際収支統計システムグループ(照会先ご参照)あてに電子メール、郵送またはFAXのいずれかの方法で提出してください。
問12 届出・報告者の代理人としてオンライン提出することはできますか。また、その場合、どのような手続きが必要ですか。
代理人としてオンライン提出することは可能です。また、代理人としてオンライン提出を希望される場合には、予め「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用規約」 に同意したうえで(実際の利用にあたっては、届出・報告者本人にも同意頂く必要があります)、「日本銀行外為法手続きオンラインシステム利用申込書」(代理人用)を日本銀行国際局国際収支課国際収支統計システムグループ(照会先ご参照)あてに提出し、代理人用のユーザIDを取得してください。
3.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの動作環境に関する質問
問13 利用者が準備するパソコンは、オンライン提出専用とする必要がありますか。
オンライン提出専用のパソコンとする必要はありません。ただし、インターネットに接続でき、本システムの動作環境を満たしている必要があります。
問14 本システムの動作環境以外のパソコンで本システムを利用することは可能ですか。
日本銀行では、本システムの動作環境を前提にシステム構築を行っています。これ以外の動作環境の組合せは対象外となりますので、ご留意ください。なお、本システムの動作環境については、本ホームページに掲載している「日本銀行外為法手続きオンラインシステムの動作環境について」をご参照ください。
問15 オンライン提出用パソコンを変更することはできますか。
可能です。ただし、本システムの動作環境を満たすインターネットに接続可能な新規のパソコンに、クライアント証明書のインストールが必要となります。
4.日本銀行外為法手続きオンラインシステムの電子届出・報告書の入力・送信に関する質問
問16 利用者の希望によりオンライン提出の入力方式を変更することはできますか。
オンライン提出の入力方式には、Excelテンプレート入力方式(ExcelファイルまたはXML形式)とフリーフォーマット入力方式の2パターンありますが、入力方式は様式ごとに定められていますので、変更できません。各様式の入力方式については、本ホームページに掲載している「様式別入力方式および入力内容一覧」をご参照ください。
問17 電子様式はどこで入手できますか。
「Excelテンプレート入力方式」の電子様式は本システムにログインし「電子様式ダウンロード」から入手したものを必ず送信ファイルとしてください。なお、電子様式(Excelテンプレート)の見本は本ホームページの「電子様式の画面レイアウトおよびXML構造設計書のダウンロード」の「1.画面レイアウト」に掲載しています。
「フリーフォーマット入力方式」の場合には記入漏れを防止する観点から、本ホームページに掲載している様式(書面と同一のもの)をダウンロードし送信ファイルとしてご利用ください。なお、オンライン提出が可能な市販ソフトウエア(Excel、Word等)で作成することも可能です。
問18 日本銀行に送信した電子届出・報告書を後日利用者が閲覧することは可能ですか。
本システムの 「検索」機能を利用することで、2022年1月11日以降にオンライン提出した届出・報告書の閲覧・ダウンロードが可能です。