「短観」の標本設計および標本の維持管理等について
2004年 6月 3日
日本銀行調査統計局
以下には、「はじめに」のみを掲載しています。図表を含む全文は、下記ファイルをご覧ください。
はじめに
日本銀行では、「短観」※1(企業短期経済観測調査)に関し、産業構造の変化等を適切に反映させるとともに、統計精度をさらに高めることを狙いとして、2004年3月調査(4月1日公表)より、約5年ごとに実施する定例の調査対象企業(標本企業)見直しと併せ、幅広い観点から調査の枠組み等の見直しを行った(一連の見直し内容については、既に公表済みの資料を参照※2)。
本稿では、このうち、これまで詳細を紹介する機会のなかった、(a)今回の標本設計と、(b)標本の維持管理等を中心に、具体的に解説する。
- ※1本稿では、特に断りのない限り、標本調査形式の「全国短観」(全国企業短期経済観測調査)を指す。
- ※2見直し事項の内容については、以下の資料を参照。
- 『企業短期経済観測調査』の見直し案について
- 『企業短期経済観測調査』の見直しに関する最終案
- 『企業短期経済観測調査』の見直しにおける業種分類について
- 短観の見直しについて
- 短観見直しに伴う2003年12月調査の再集計結果
なお、短観の全般的な解説やFAQ(Q&A集)については、日本銀行のホームページを参照。